30年間泣いていた<発達障害なんてない>

発達障害者雇用で就労していた筆者が、発達障害者が生きにくい社会についての考察や時事問題、自分&他のケース、独り言などをまとめました

<発達障害者雇用で働いていた筆者が、
発達障害者が生きにくい社会についての考察や時事問題、
自分&他のケース、独り言などをまとめました

発達障害のジョブトレーニングには職業訓練ルーチンできるといいよね

 

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一般的な一般事務職で本気で仕事中死にたいと思っていたたーこです。

私はドーパミンやアドレナリンが常に足りないので、こういうおとなしい与えられるだけの仕事をしていると眠くなります。

 

発達障害者は全般的にやることが無理なので、長点を伸ばしていくことのほうが大事です。

そのためには、適職と出会うことが大事です。

 

常に違うものと向き合いたい

 

単純作業の繰り返しが好きだという発達障害の人はいますか?  意外と少ないと思います。

 

アスペルガー=単純作業が向いている、というのはまず間違いです。

 

研究者や東大生にはアスペルガーが多いですが、ある知識について多動的な感情と収集癖(情熱)をぶつけているので、博士になれるのです。

 

アーティストにも多いです。いつもちがう問題についての解決策や作品作りをしているからできるのです。やり遂げることができる環境があれば、定型的な人よりも没頭してできる思考を持っているからです。

 

 

 

意外な適職いろいろ

 

発達障害ADHD)の適職の一つに、救急救命医があるそうです。

内科と違って突如急患が来るわけで、アドレナリンビンビンしないと、患者さん死んじゃうわけですから。

他にも意外と警察官・消防士なども刺激が多いのでできるという記事も見ました。ただ、こちらは男性限定ですし、適職な人もいれば人間関係が密なので合わない人も中にはいると思います。

 

 女性でADHDだとキャバ嬢が意外とうまくいっている人もいるのを目にしました。

 

 

「まんべんなくやる」仕事は向いてない

 

発達障害者は、特性からいって能力の凹凸が激しいので、なんでもソツなくできることが求められる仕事は、最初からやらないほうがいいです。

 

自分の経験上からいうと、受付と一般事務の仕事が本当に向いてないです。
単純作業が好きなことなんて一度も思ったことないですが、発達障害=単純な繰り返しが好き、と勝手に世間で流布されているのが辛いです。


いつも同じ環境にいると本気で滅入ってくるのし、職場の人間関係や環境でいつも脱落します。

営業職でなんとかやってる人の話を聞く限り、そちらの方がまだやれそうだと思いました。

 

障害者雇用で特例子会社の例を見ても、「事務補助」ばかりの障害雇用支援が多いので、発達障害では私のように脱落する人が多数出ると思います。

 

 

行政や支援にお願いしたいこと

 

好きなものや適職に出会うためには、それなりの期間と資金が必要です。
発達障害があると教育費に3倍必要だということを聞いたことがあります。
発達障害が適職に出会うためには お金がとにかくかかるので、こういう専門的教育や体験を、もっとゆるく、いろいろルーチンさせてもらえると職業の選択幅が広がるのではないかと思いました。

(職能校は規制や時間が厳しすぎるしミスマッチの場合すぐやめられない)

 

そして、やはり生活の資本となるベーシックインカムの支援です。

発達障害で私のように就職難の人は、とにかく年収が低いか、ほぼゼロです。

手に職といっても仕事が継続できないし、専門へ入って何かを身につけるお金もありません。

 

やりたいことがないわけではないし、仕事もしたいのです。

働ける場がとにかくないのです。

お金だけが稼げないので、せめて生活の基本となるベーシックインカムをお願いします。

 

 

キャンペーン · 厚生労働省: 軽度含めた発達障害者への障害年金の拡充を! · Change.org

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