障害者雇用するなら休みをください
♪いまーわたしのーねがいごとがー
かなうならばーー
休みが欲しいー
翼があっても使ったら疲れるのでいらないけど、とにかく休暇がほしいたこです。
精神科やら医者やら美容院やら行きたいのですが、それすら休診日で合わないので数ヶ月行けてません。髪型が一般社会人としてダメなボサボサになりかけています。
大切な土日は、いつもいつも睡眠不足で困ってるのでだいたい最近は寝て、ちらかし放題になりがちな家を片付けて終わりです。
そう、全然、自分の再生産の時間がなくて困っています。
こういう「仕事」と「再生産」の行為について、今日は考えてみようと思います。
とにかく人の3倍疲れるから人の3倍休暇をください
私は障害者雇用(時給・横浜で最低賃金:930円也)なのに、とにかくもう疲れています。
わりとフローに乗った時(発達特有のあの超集中)には正社員でもいけるんかと思うくらいの集中力を発揮できるのですが、それを持続することが難しいのと、回復させるのに時間がかかります。
家にいても元気にならない、鬱になる
「障害者だから早く帰れるんでしょ?」
答え→んなこたあないです。
私も最初の雇用契約のときは、普通の社員と同じ始業と終業の契約時間でした。
就業時間こそ家が遠いからという理由で(また朝の電車トラブルに対応できないので事情を話して対応してもらった)
少し遅いのですが、それでも通勤1時間30分かかってますから朝早いのは同じなんです。。。
終業時間は社員と同じですが、私も最近トラブルで仕事が全然終わらないので残業することもあります。
家に帰れば、残業してても家の近い正社員と同じ時間です。
近くに住まない限り、短時間就労の意味が全くないです。
(発達障害者として働く私が書きました。発達障害者雇用なんて意味がないという問題についてはこちらをご覧ください↓)
平日の再生産=夜の家にいる時間しかない
自分なりの再生産方法っていうのがあると思います。
仕事が終わった夕方から遊べるところなんて、ショッピングモールやら飲み屋だのダーツだの夜のアミューズメントしかありません。
私はそんなもの興味ないし、ただでさえお給料少ないので、そういう場所でお金使いません。
かといって、家に帰っても通勤列車はいきなり殴られたり(←実際殴られた)気を抜けないし、私は家事をやる気力と時間なんて残ってません。
だから休日をまる潰しして(家事にも人の3倍時間がかかる)家の掃除洗濯家事をしているのですが、平日はもうとにかく家が汚いです。足の踏み場がないです。
そんな中で散らかり放題の家にいても、全然疲れなんてとれません。
再生産のためのお金をください
私は仕事中はとにかく気が張って仕方がないので、もう休憩中とか疲れを癒すために帰りにありえない買い食いをしてしまいます。
180円のパンを買うとか、390円のティーを飲むくらいの息抜きなんですけど、それをすると1時間分の時給が飛んでしまい、結果昼ごはんも含めたら結構な金額が、、、(人並みに働くために脳のエネルギーをとにかく使うため)
でも、そんな風に買い食いしてたらお給料がほとんどなくなってしまいます。
私の給料は相変わらず、横浜市の最低賃金である930円です。年収換算してみたところ、私の年収は96万円(見込み)でした。
公開年収2677万円(2012年)の横浜市長の林文子の分給くらいなんですかね、これは…(公務時間が公開されてないんでわかんないけど)
横浜市で障害者雇用で働く私の年収の約279倍が横浜市長の年収です。
とにかく、オフの日がほしい!
一般定型社会人だって余暇の時間を作らないと、疲れはとれないと思います。
発達じゃなくたって自分の再生産のためには休暇や息抜きがとにかく必要なのですが、発達障害だと時間をうまく作り出すことが難しいので、正直困っています。
<ヤフー>障害者に特別休暇制度 通院や入院に対応
6月1日(木)8時30分配信 毎日新聞
<ヤフー>障害者に特別休暇制度 通院や入院に対応(毎日新聞) - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス
喜ばしいニュースです。
でも年六回でもやや少ないと感じます。
私の会社は年次有給が出るそうです。
私は8月から有給が一週間くらいとれるそうですが、正直それまでに心身がぶっ壊れそうです。
発達障害者はストレスを溜め込みやすいので、ちょっと休めば病院行かなくても治ります。入社時1ヶ月後から使えるようにしてほしい…もう本当に疲れた。
あと、同じ部署の人の有給取得状況を見ると、みなさん使わなすぎて繰越しまくっています。日本の労働環境おかしすぎますし、この状況下で有給を申請してもいいのかちょっと気が引けます。
結論:発達障害者雇用にもっと有給と給与を
障害者がまともに就労できる心身を再生産のために、障害者は人より多くの時間がかかります。そして、再生産にかけられる金銭的余裕がまったくありません。
会社の人にはこんなスペックで雇用していただいて感謝しているけれども、やはり有給休暇はもっとほしいです。
国や自治体は企業に障害者に対する金銭面倒を押し付けるんじゃなくて、きちんと年金で賄ってください。国はこういう負担を年金という形や企業への負担金で行うべきです。